雑談イベント続き
わ 『そういえば昨日の雑談イベントで思い出したことが』
ゆ 『なんですか』
わ 『公共事業のこと。最後に質疑応答があって、その中で西部さんが答えたんだけど』
ゆ 『うん』
わ 『こう問うわけだ。公共投資が無駄だ悪い削減しようなんて言う。確かに明らかに無駄と思われる事業、たとえばマンションを建設したけど住み手がぜんぜんないなんてことがある。そしてそれを声高に皆さん批判するわけだが、果たして皆さんに批判することのできるような"公共精神"があるのか否かと』
ゆ 『ふむ』
わ 『たとえば西部さんが酔っ払ってタクシーに乗る。2時間かけて、自宅まで青梅街道を走るんだが、この通りが非常に汚らしいと。もう雑多で適当、思いつきで設備を建築しとるわけだな。翻ってヨーロッパを見てみると、イタリアでは町ごとのコミュニティーで街の外観をいかにすべきか話し合うようになっている。だから家の中はプライベートだから好き勝手にいじくってもいいんだけど、ひとたび他人の目に触れる部分となると、家の門ひとついじるにも議論が必要になるそうな』
ゆ 『ほー』
わ 『もし本当に日本人に公共精神があるのならば、たとえば無駄な公共投資の果てに使われていない建築物があったとしても、それをいかに活用すべきか、という方向に議論が持っていかれるのではないだろうか、というようなことを問うていた。これはちょっと目からウロコだったです』
ゆ 『けっきょくお上を批判したいってことでやってるだけなんだろうね』
わ 『なのかな。しかし2時間ぶっ続けでずーーっと日本批判やってたからね。それをエンターテイメントとして味わうってのも、複雑なものがある』
ゆ 『現在の日本を思ってみても、果たして俺たちはどこに"愛国"すればいいのかと、嘆きたくはなるな』
わ 『だから"生命と財産だ"なんていうことしか言えなくなっちゃうんだろうねぇ』
ゆ 『ていうか右上の写真は何?』
わ 『いや、俺が居るやと思って、うれしいので貼り付けてみただけ』